【新着情報】 次回の研究会

学振R031ハイブリッド量子ナノ技術委員会 第19回研究会

テーマ: 「表面弾性波デバイスの最前線」
開催日: 2024年12月17日(火) 13:30~17:30
会場: 東京大学 生産技術研究所 An401,402
〒153-8505 東京都目黒区駒場4-6-1
形式: ハイブリッド開催(現地およびZOOM)
概要: 表面弾性波デバイスは、高性能のフィルタデバイスやセンシングデバイスとして様々な実用化が進められているが、昨今新しい応用として、電流標準や量子技術、スピントロニクスへの応用など基礎研究分野における利用も積極的に行われている。基礎研究から実用化にわたる広い範囲でSAWデバイスの現状を俯瞰し、今後必要とされる研究・技術について考察する。

【研究会プログラム】

13:30~13:35 開会挨拶

13:35~14:15 近藤淳(静岡大学)
「弾性表面波デバイスの概要および弾性表面波センサへの応用」

14:15~14:55 門田道雄(東北大学)
「弾性表面波デバイスの開発・実用化」

14:55~15:35 新居陽一(東北大学)
「表面弾性波における非相反・トポロジカル物性」

15:35~15:45 休憩

15:45~16:25 畑中大樹(日本電信電話)
「マグノンとトポロジーを活用したマイクロ波フォノニクス」

16:25~17:05 高田 真太郎(大阪大学)
「表面弾性波を用いた単一飛行電子の量子制御」

17:05~17:30 総合討論&閉会挨拶

17:35〜19:00 意見交換会

(敬称略)※時間、内容は変更になる可能性がございます。

ご挨拶

令和3年度より、日本学術振興会産学連携委員会「R031ハイブリッド量子ナノ技術委員会」が発足致しました。近年、極限的に制御されたナノ構造、ナノ材料が実現できるに至り、新たなイノベーションを生み出す可能性を秘めた新しい学際的分野を形成しつつあります。このような背景の下、本委員会の目的は、ハイブリッド量子ナノ技術を核に、5〜10年後の将来を想定しつつ、今何をすべきかを産学で議論する点にあります。本委員会は、ナノ物理・量子技術・ナノ材料・ナノバイオの基礎から幅広い応用展開への研究活動を、産官学の力を結集し共創する場を作って参ります。

委員長 平川一彦 (東京大学)