【新着情報】 次回の研究会

学振R031ハイブリッド量子ナノ技術委員会 第21回研究会

テーマ: 「制御された波動場の生成とその応用」
開催日: 2025年5月19日(月) 13:30~17:30
形式: オンライン開催(ZOOM)
概要: 昨今、超強電場光パルス、ベクトルビーム、トポロジカルな波束形成など、高度に制御された波動場の発生が可能となりつつある。また、これらの特異な性質を持つ波動と物質系との相互作用も、新しい物性制御技術としての応用が期待されている。本研究会ではこれら様々な波動制御技術をレビューし、新しいデバイス応用の可能性を探る。

【研究会プログラム】

13:30~13:35 開会挨拶

13:35~13:50 岩本敏(東京大学)
「イントロトーク」

13:50~14:30 北村恭子(東北大学)
「フォトニック結晶レーザーによる空間的偏光・位相制御」

14:30~15:10 永井恒平(日本電信電話)
「固体結晶における高次高調波光渦パルス発生」

15:10~15:20 休憩

15:20~16:00 森田健(千葉大学)
「空間構造を持つ光子とスピンの量子インターフェース」

16:00~16:40 佐々木遼(理化学研究所)
「弾性波回路を用いた微小非相反素子の研究」

16:40~17:20 上田 哲也(京都工芸繊維大学)
「マイクロ波帯の非相反メタマテリアルとアンテナ応用 ー波数ベクトル分布の自在操作ー」

17:20~17:30 閉会挨拶

(敬称略)
※時間、内容は変更になる可能性がございます。

ご挨拶

令和3年度より、日本学術振興会産学連携委員会「R031ハイブリッド量子ナノ技術委員会」が発足致しました。近年、極限的に制御されたナノ構造、ナノ材料が実現できるに至り、新たなイノベーションを生み出す可能性を秘めた新しい学際的分野を形成しつつあります。このような背景の下、本委員会の目的は、ハイブリッド量子ナノ技術を核に、5〜10年後の将来を想定しつつ、今何をすべきかを産学で議論する点にあります。本委員会は、ナノ物理・量子技術・ナノ材料・ナノバイオの基礎から幅広い応用展開への研究活動を、産官学の力を結集し共創する場を作って参ります。

委員長 平川一彦 (東京大学)