第9回研究会(令和5年1月6日)

学振R031ハイブリッド量子ナノ技術委員会  第9回研究会

テーマ:「ポストNISQ時代の量子技術」

開催日時:2023年1月6日(金)13:30~18:00

形式:オンライン開催(ZOOM)

概要:近年、量子コンピュータ技術の著しい進展により、100量子ビット級のNISQ(ノイジーな中規模量子コンピュータ)が実現するようになってきた。また、誤り耐性汎用量子コンピュータ実現に向けた様々な基盤技術の確立に向けて、世界中の研究機関や企業がその取り組みをはじめている。本研究会においては、量子コンピュータ分野の最先端で活躍されている研究者・技術者を講師としてお迎えし、ポストNISQ時代に必要な技術や新しい方向性の研究について議論を行う。

【研究会プログラム】
13:30~13:35 開会挨拶
13:35~14:10 部谷 謙太郎(米国IBM)
「超伝導量子計算機の開発状況と課題」
14:10~14:45 佐藤 信太郎(富士通)
「量子コンピューティング:ハードウェア、ソフトウェア技術への富士通の取り組み」
14:45~15:20 根来 誠(大阪大学)
「広帯域量子ビット制御装置とマイクロ波技術」
15:20~15:35 休憩
15:35~16:10 多田 宗弘(ナノブリッジ・セミコンダクター)
「クライオCMOS技術と量子ビット制御への応用」
16:10~16:45 川上 恵理加(理化学研究所)
「浮揚電子量子コンピュータ」
16:45~17:20 富田 隆文(分子科学研究所)
「冷却原子型量子コンピュータの急速な発展とその展望について」
17:20~17:55 小野 貴史(香川大学)
「シリコン光集積回路を用いた量子情報処理」
17:55~18:00 閉会挨拶
(敬称略)